野生児2人とイトウ

魚路chan

2011年08月17日 16:21

仕事が終わり札幌を出発したのが20時。

前々日に仲間から携帯がなり「3本上がった、一番デカイのが85。」
こんな電話が月に2.3度来る 今回のお盆休みは家族サービスに徹するなんて思っていたが、
すぐに決意が崩れた(すまぬすまぬ)
真夏の釣り、湿原ともなると背丈を越える藪を切り開き何のためのドウツキ?(ウェーダーだよ)
汗で中がベロベロ・グチョグチョ・ネロネロ・バヒュバヒュ・・・・・おまけに
熱中症と闘い、熊の恐怖に、己の精神に負けずにとハード&ハード。
そんな中、上がりアメマスの太く力強い引きや、イトウとの出会いで苦労が報われる・・・
電話でのやり取りでは「今回はそんなにきつくないよ!楽勝・楽勝・虫よけネットもいらぬ線香もいらぬ」
なぜだ!?なぜなのだ!?

今回は野生児2人と僕の3人・この2人と釣りに行くとまず熊の心配が格段と減る(精神的だけだが)
しかし魚を釣りすぎて僕の分の魚が居なくなるという心配が増えるのである。

深夜3時ぐらいに待ち合わせ場所に着いた。約束は3時半
途中30分ぐらい寝たが興奮して寝る事は出来ずに今日使うであろうルアーをBOXに詰め込んだりして時間を待った。

久しぶりに会った野生児は顔の贅肉がなく野武士の様にキリッと、逞しかった。
毎週毎週湿原に入り込みイトウを追っかけている真の野生児である。イトウ釣り師である。

今回の作戦は川下に車1台置いて川上に車で移動作戦。
川の深さは深くて頭が沈む程度・・・・
ほとんどが膝上から腰程度で快適快適! 水の中を移動しながらの釣りなんで涼しいし汗もかきませーん。

しかも3勤交代制・先頭の人が魚を釣り上げたら1番後ろに並び2番目にいた人が釣る。(繰り返し)
2番、3番でもチャンスはあるのでダラダラしていてはいけない。攻めきれてないポイントが多々ある為。
16時ぐらいになると湿原の中がざわめく。生き物が活発になる。
鹿がいきなり川にダイブ・鳥の声
本当の野生の時間の始まり、もう釣りはお終いです・歩いても歩いても流れても流れてもゴールには着きません。見えないゴールほど疲れ精神的に参る、1時間ぐらい歩いてようやくゴールだが車まで藪漕ぎが待っている。野生の勘をたよりに無事生還(生きててよかったぁ)

こんな調子で6時間コースを2本!!!

どっちにしても野生児2人と来るとヘロヘロ・クタクタ・ドロドロ
でもね開拓魂の2人のおかげでいい釣りできました。感謝・感謝・感謝・感謝・感謝
もったいぶらずに魚の居るポイントや流し方、引き角度
紳士だわ。かっこいいわ。























イトウと野生児と自然にバンザイ

        次回は「僕、世界遺産に行く」お送り致します。




あなたにおススメの記事
関連記事